スーパーカブの蘇る魅力
私は以前はリトルカブに乗っていましたが現在はスーパーカブ・デラックス90に乗っています。
これは95年製ですからもう22年以上前のモデルですね。
スーパーカブはとにかく耐久性が強く、長持ちするというのは、世界中で立証済みで知られている話ですが、私のもまだまだ全く壊れる気がしないほど絶好調であります。
そんなスーパーカブですが、来年2,018年の生誕60周年を前に2,017年11月10日にこれまで、中国生産のみとされていたのが、モデルチェンジと共に2,014年の熊本震災から復旧した熊本工場での生産を再開することとなりました。
これは私だけに限らず多くのカブファンにとって素晴らしい出来事です。
なぜなら、2,012年以降、スーパーカブは生産を全て中国に移し、形状がそれまでの丸みを帯びた、代々続く愛らしいデザインから極端に角張った、はっきり言ってかっこ悪い形になっていたからです。それはもはや「スーパーカブ」とは言えなく、極めて残念と感じていたのは私だけでは無いはずです。
ホンダはそんな多くのユーザーの信頼を取り戻そうと今回、デザインを元の形に戻しつつ、さらにエンジンの耐久性、静粛性、ギアチェンジフィーリングを向上させての販売を実現してくれたのです。
中古と新車、どっちが買いか!?
この事で、うれしい悩みですが、これからスーパーカブが欲しいと思っている方は迷う要素が増えたのではないかと私は勝手に思っています。
というのは、スーパーカブは2007年にキャブレター仕様からインジェクション仕様に変更になった際、丸目のライトで国産、というのもありましたが、2012年には、中国生産のみになり、先述の角張った仕様しか無くなってしまったのですから、新車を買いたくても丸目は手に入らなかったわけです。
そのため、インジェクション仕様で丸目が欲しいという人は、流通量が少ないが故に販売価格(中古なのに30万前後)も高くなっていた中古品を探すしかなく、あえなく妥協してしまう人も多かったと思うのです。
50ccでは不十分なユーザーは仕方なく私の様に、今は生産されていない70ccや90ccのものを中古で見つけて買うという選択しかありませんでした。
それが、今回のモデルチェンジにより、50と110の新車が伝統の形で手に入るようになったのですから、これは私も今後、買い換えまで考えてしまいます。
ちょっと難点は、国産にすることで人件費も上がり、販売価格も結構上がってはいます。
しかし、50で23万2200円、110で27万5400円という価格はこれまで希少だった丸目インジェクション仕様の中古と比べても似たような物ですし、そもそもスーパーカブの寿命を考えたら、決して高くはないと思います。
これにより、今まで高価で取引されていた丸目のインジェクション仕様の価格は、逆に下がってくれるのではないかと睨むのですがどうでしょうか?
今後もスーパーカブの情報に注視していこうと思います。
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コメント
新型は国産といっても組み立てだけでパーツは中国産ですよ。
早くも売られ中古相場が笑えることになってるのに
未だにja07が人気なのをホンダさんはどう見るんでしょう。。。
コメント有り難うございます。
そうですねja07の中古価格は走行は伸びてるはずなのになかなか落ちないですよね。。
キャブ仕様のカブをパーツから国産で造っていた頃は、まさに古き良き時代、と言うことでしょうか。