鉄のフライパンを使い始めて5年程経ち、だいぶ手入れが慣れてきました。
鉄のフライパンにして良かったと思うのはとにかく、使えば使うほど油がなじんでいき、焦げ付きにくく、使いやすくなっていくところです。
ここで私の手入れ方法を簡単にまとめておきたいと思います。
鉄製フライパンのお手入れ
焼きならし編
製品として流通させる間に錆びるのを防ぐために、鉄製フライパンには油分を塗ってあったりするそうなので、まず新しく購入した場合は焼きならししましょう!
- 下洗いを兼ねてそれを中性洗剤でこすり洗いする
- フライパンを火にかけ十分熱し、油を入れ野菜くずと塩を入れ炒める。これで全体によく油をなじませる。
- 十分なじませたら、フライパンが熱いうちに水、またはお湯だけですすぎ、再度火にかける
- 乾いたら、油を全体にひいておく
野菜くずは何でも良いですが、比較的水分の少ない根菜類の皮などが良いと思います。
油はもちろん食用油を使いますが、おすすめはオリーブ油やごま油、菜種油などの熱に強い油を使いましょう。
普段のお手入れ編
- 使い終わったら熱いうちに洗剤は使わず、水、またはお湯でタワシを使いこすり洗いする。
- 再度火にかける。
- 水気が飛び、乾いた後、全体に油をひく

我が家ではリバーライトを愛用
リバーライト 鉄 フライパン 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製
鉄フライパンのちょっとしたコツ
肉じゃがや、カレー、シチュー等々お肉と一緒にタマネギを焼くレシピってけっこう多いですよね。
そんな時は、普通なら肉から焼いていくと思いますが、タマネギがある場合、私は先にタマネギを入れ、少し炒めてから肉をいれます。 特に豚バラなど、脂身の多い肉は先にタマネギだけで炒めることで、油が程よくフライパンに広がり焦げ付きを防げるし、フライパン表面がしっとりと、良い感じになります。
それから調理が終わったらすぐに後始末(上記の普段のお手入れ)をすることです。
これだけでこびりつきが防げるので断然楽になります。
まとめ
よく鉄製フライパンは扱いが難しいとか、焦げ付きやすく、手入れが面倒くさい、などと言われることがあるようですが、私もそうだったように、実際に使ってみると案外、そんなこともなく正しい使い方をしていればむしろ、テフロンなどのコーティングされたフライパンより、良いことずくめに思えます。
調理道具に愛着が沸くと、毎日の料理も割と苦では無くなってきました。(我が家では私が夕飯を作ることが多いのです。) 包丁、まな板、土鍋や食器類も少しづつお気に入りが見つかってくると暮らしに充実感が生まれるものですね。