フライパン選びで迷うのはもうおしまい!! 鉄製を選ぶべき理由

フライパン選びに悩んだことはありませんか?

私もかつてはフライパンを買いに行く度、さて、どれにしようかと調理器具コーナーで立ち尽くす経験をしていました。なにせ種類がたくさんありすぎて、どれが自分に合っているのか検討もつかなかったんですよね。

でも今は違います。遠回りしましたが、いろいろなフライパンを使った末、たどり着いたのが結局、シンプルに『鉄製のフライパン』でした。

というわけで今回は鉄のフライパンの魅力をまとめてみます。








鉄のフライパンには『育てる楽しみ』がある

我が家でもフッ素コーティングのものをいろいろ使っていた時期もありますが、いくら気をつけていても、とにかくすぐに剥がれてきて、焦げ付きやすくなり、また取り替えて、の繰り返しでした。その中には2万円台の割と高価なものもあったのに、結果は同じです。

ところが鉄製を使う様になってからは4、5年経った今でも、油が馴染んで状態はますます良くなっていく具合です。これは想像以上に気分が良いものです。

鉄製フライパンには育てていくという楽しみがあるのです。ここにたどり着くのにまあ、どれだけ時間のかかったことか!

私のようにフライパン選びで悩んでいる方はきっと他にもたくさんいると思います。フライパンについて調べようとすると情報は溢れるほどにあり、これがまた混乱を誘うんですよね。

たかが鉄。されど鉄。

そんなときは何事もシンプルに考えるべきかと思います。その結果が鉄製でした。どんなコーティングでも所詮、コーティングです。いずれは剥がれ落ちるのなら、まず原点に返った素材を使ってみようではないかと考えたのです。

現在、フライパンの業界では、何かしらコーティングされているのが前提であるようになっているところがありますが、そもそもコーティングを施す目的は、こびりつき、焦げ付きを抑えることでその結果、洗いやすさ、手入れのしやすさにもつながる所にあると思います。

ところがその目的のためには使い方にいくつもの制約がつきまとうと言う事実があるのです。

コーティングされたフライパンで、やってはいけないこと

  • 空焚き
  • 金属製のフライ返しなどの使用。
  • 強火での調理。
  • 調理したものをそのままフライパンに置いておく

どうでしょうか。これらの制約って場合によってはついやりたくなる事とも言えないでしょうか?

私としてはこびり付きにくくするためにこんなに制約があるなんてストレスだし、本末転倒とも言えるのではないかと思うのです。

その上この手のフライパンはいくら剥がれにくいと謳っていても1年からせいぜい3年もすれば寿命が近づいてきます。

これはつまり消耗品として考えられている訳ですね。

メーカーとしてはその方が都合が良いと考えているかもしれませんが、私たち消費者までフライパンを消耗品として考える必要はないと思います。

鉄製フライパンのメリット

耐久性

何より耐久性が高い事でしょう。

一生ものどころか世代を超えて100年以上だって使える可能性があるのです。

耐熱性

耐熱性ももちろんあり、コーティングされたものと違い、空焚きもOK、いくら強火にしたって大丈夫。

鉄分摂取

それから調理した食べ物に少しづつ鉄分が混ざり込み、効率良く吸収できること。

昨今では鉄分不足の、特に女性が多いようですが、鉄のフライパンが普通だった昔は、今ほど鉄分不足の方は少なかったようです。

熱の保持力

他に、熱の保持力が高く短時間で食材のうまみをぎゅっと凝縮できるのが鉄のフライパンの醍醐味といえるでしょう。

鉄製フライパンのデメリットは本当にデミリットと言えるか!?

これだけ十分なメリットがあるのに、鉄製フライパンに抵抗がある方も多いようです。

現代ではあまりにコーティングされたフライパンが増えてきているため、鉄のフライパンを使った事がないとか、フライパンは油をひかなくても焦げ付かないのが当たり前と思っている方もいるかもしれません。
テレビの料理番組でもお洒落で使いやすそうなフライパンをよく目にします。繰り返しになりますが、焦げ付かないのは新しいからです。

一般家庭で毎日使うものと考えると何より愛着が持てて長く使える事の方が重要ではないでしょうか。

鉄製のデメリットと思われている事の中に手入れが大変と考えられている所があるようですが、実際使っていると決して大変でも、難しくもありませんし、最悪、錆させてしまっても復活させることも簡単です。
個人的な主観ですが、先述したコーティングが剥がれないよう守るべき制約の方がよほど煩わしく思います。
それで駄目にしたらまた買い換えしなければいけません。

また、鉄製のフライパンにつきものなのは油の使用です。

錆びさせないためには、コーティングされたフライパンよりも多くの油を調理されたものと一緒に摂取することになります。

余分な油を摂取することを懸念される方もあるかもしれませんが、それも善し悪しです。

そもそも油自体が健康を阻害するものではないどころか、油は健康維持に必要不可欠な食材です。

要は油の種類や使い方を選ぶことが大事だと思います。

それからデメリットとして挙げられるのは、購入後、最初に行わなければならい焼きならし等の下準備でしょう。これは確かに肝心でしっかり行わないといけないようですが最初の1度だけの事ですし、やってみればそれほど難しい事でもないはずです。

鉄フライパンのお手入れ方法

我が家で使っているリバーライトのフライパンはもう7年経っていますが、ますます使いやすくなっています。コーティングされたフライパンではとっくに交換時期でしょうね。


リバーライト 鉄 フライパン 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製

最後に

このように鉄製フライパンの魅力を挙げてきましたが、現代のようにものが大量に作られ、大量に消費される時代以前では、わざわざ魅力を語るまでもなく、皆、鉄製だったんですよね。選択肢がないのだから。

一見便利になった様に見えていても結局、煩わしさが増している様に感じるのは私だけではないはずです。
まだ使ったことのない方や、フライパン、何が良いかなって迷ってる方はまず、「鉄製」という視点で探してみてはいかがでしょうか?

因みに我が家で今、育てているフライパン RIVER LIGHT は、鉄製のわりに重過ぎず、まさに定番という感じで使い勝手が良いのでおすすめです。

リバーライト 鉄 フライパン 極 ジャパン 26cm IH対応 日本製

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。







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