ちょっと田舎の方へ引っ越そうと思ったらぶち当たった移住の壁の話 

こんにちは、soraoです。私は神奈川の都会育ちですが、割と若い頃から田舎暮らしに憧れていました。
都会ではどこへ行っても人混みで、何をするにも順番待ち。遊ぶにも高額なお金のかかるところばかりでホントに息苦しいな、と感じる事が多いものです。
そんな都会では味わえない広々、のびのびとした暮らしにずっと憧れていたんです。

これはもちろん人によりけりですから、都会に生まれ育ったら生涯、都会を好んで暮らす人も多い、というかそれが普通かも知れませんが、私の場合は違いました。

そして具体的に田舎移住を計画してから5,6年。この度、ようやくその希望を叶えることができました。

・・・といっても、実家のある神奈川からほど近い場所。そうです。

千葉です。

今回はたかだか神奈川から千葉に引っ越す。というだけで立ちはだかった移住の壁

について。
これからちょっと田舎の方へ移住したいな、なんてお考えの方の参考に、、なるかは分かりませんが、まとめてみようと思います。








千葉という近いようで遠い移住の壁

家族の賛同

田舎といっても千葉だったらたいして田舎じゃないんじゃない?と思う方も多いと思いますが、それが意外とそうでもありません。
たしかに全国的にみれば首都である東京の隣に位置する県ですが、都会と言えるのは千葉市より北側と西側の東京近接都市に限ったことで、郡部、半島部はなかなかの田舎です。

例えば西船橋の駅には4社の鉄道が止まりますが、一日平均利用者は約32万人に対し、房総半島を横断する「いすみ鉄道」では14駅中10駅が一日平均利用者100人未満だそうです。(情報元:千葉日報より

都会からそのような場所へ移住を考える時、最初の壁となるのが「家族の説得」ではないでしょうか。
私には妻とまだ小さい子がおりますが、幸い、私の妻は地方の田舎出身者であり、その田舎度は半端ではありません。 そしてそんな故郷をこよなく愛しています。
つまり、私には立派な田舎でも、妻からすれば千葉の田舎など田舎ではない、ちょっと長閑な場所、くらいなものであり、むしろ私よりも積極的に移住を考えてくれたのでした。。。

というわけで私の場合、最初の壁はなんなくクリアできました。

移住先を絞る難しさ

移住先を考えるとき、ある程度、そこで何をしたいか、どんな生活をするつもりなのかでその場所を絞っていくことと思いますが、親せきや知人もいない場所に移り住む、となると選ぶ範囲が広すぎて結構困る事もあると思います。

普通の引っ越しであれば、だいたいは職場が決まっていたり、或いは転職先を探してからそこへ通える範囲で住居を考えるはずですからそんなに住むエリアに悩むことはないと思います。

ところが私の様に「とにかく田舎の方へ移住したい」といった思いを優先しての引っ越しとなると話は違います。
これから移り住むその地がどんな場所で、自分が思い描く田舎暮らしができるかどうか?と言った視点で探しますからそれはなかなか難儀なものでした。

世間には結構田舎暮らしに憧れている人はいると思いますが、この最初の段階で具体的にじゃあココにしよう!と決められずに躊躇してしまうパターンが多いのではないでしょうか。

私達夫婦も神奈川から移住するのにまず、「千葉県内」に決めるまでにも2、3年はかかりましたし、千葉県と決めてから具体的にココ、と決めるまでにも同じくらいの期間悩みました。 実際には移住を具体的に考え始めてから子どもが二人生まれたことも影響していますが、結局5,6年くらい経ってしまったのです。。

移住候補地。なかなか決まらないので整理しなおして現実化!!

という記事にも書きましたが、本当に私達にとって千葉県内には魅力的な土地がたくさんありました。

移住先を検討している時にみつけた「全国移住ナビ」というサイトではそれぞれ移住者に対してのアピールポイントを確認できるので参考になりました。

他にもインターネットで情報を集めることができる便利な時代ですので不動産情報や仕事、行楽地などの下調べには事足りません。

ただそれでも分かった事はやはり実際に行ってみることが一番ということ。

下調べももちろん必要ですが、その時できたイメージは実際に行ってみるとあっさりと変わってしまうのです。

その時の天気や訪れたときに出会う人達の印象も大きく影響しているように思いますが、それも何かの縁かも知れませんね。

とにもかくにもこうして私たちは実際に何度も足を運びながら徐々に選択範囲を絞っていきました。

仕事の壁

都会に住むよりもお金のかかることの誘惑は少ないですが、だからといって生活に必要なお金が必要なのは都会と変わらないのです。
何かしらの仕事をしなければなりません。

それぞれの移住者の事情により、その職業もまた、様々かと思いますが、引き続き移住前の勤め先に通う場合以外では職場を変えなければならない、と言った壁にぶつかります。

引き続き通うにしても通勤時間に何時間もかかるようではストレスがかかりますし、何のための移住かわかりません。

私の仕事に対しての考え方はこちらの記事「仕事したくない、辞めたい、と思った時にオススメする仏教的思考【前編】」を読んでいただくと分かると思いますが、とにかく生活最小限の収入を得られればそれ以上はあまり求めません。 お金を稼ぐ仕事も必要ですがもっと大事な事がたくさんあります。

で、私の場合、かねてから計画していた事業を移住先ではじめようと目論んでいました。

独立開業ですから再就職よりかなりリスクがあるのは分かっていました。 ただいろんな状況から、このタイミングこそやれるだけやってみるチャンスだと結論を出しました。
だから挑戦してみようと思っていますが、現実的に生活が厳しくなればその時はまた就職も視野に入れています。

結局、多くを求めなければ仕事は結構募集しているものですから、仕事に対してあまりピリピリと神経質になる必要はないと考えています。

逆に言えば気楽に考えられない人にはわざわざリスクを負って今より不便な地に移住する価値はないのでしょう。

また、都会よりは仕事の選択支はありませんが、都会には無い職の募集があるのもまた人によっては魅力かも知れませんね。(例えばトマト栽培、山羊の世話とかね)

家族の協力

偉そうなことを言っても、結局家族の協力が無くては始まりません。私はこの点で、妻に感謝しています。幸い妻は手に職があり、そのつもりはありませんが極端な話、私が専業主夫としてやっていくという選択肢も残されています。

家族の事で言えばまだ小学校入学前の子ども達の存在もあります。

今のタイミングでなければ学校を転校することになります。
子どもって案外早く成長しているもので、幼稚園ぐらいになればお友達とお別れするのは辛い出来事かと思いますから、子どもの年齢は大きな判断基準になりました。

確かな目標

移住してひとまず落ち着いてくるとまた、平凡な生活が始まります。 せっかく長閑な環境を求めて移住してきたわけですからのびのびとしたストレスフリーな働き方を模索していきたいです。

個人的にはインターネットが普及した今では、ますます個人の力でお金を稼ぐことはかなりハードルが下がってきていると思いますし、いわゆる「ノマドワーカー」のような生活スタイルはそう珍しくなくなってきていると思います。

例え会社員であっても、会社からの給与所得だけでなく副業でなにかしら収入を得ることが、やり方次第でできるのです。

私の場合、これから自営業を始めるわけですが、ここにおいてももはやインターネットの力をふんだんに活用し、安定した収入をはかりたいと考えています。

こうした働き方は田舎移住を考える人にとってとても有効で、相性が良いものではないでしょうか。

仕事については会社などの一カ所に依存するのでは無く、自ら能動的に目標を立てて実行していきたいと考えます。

住居探しの壁

千葉県内中を探し回り、ようやく事業を始める場所が決まった私達は、その後その仕事場付近で住居を探し出したのでしたが、喜びも束の間、ここで再び壁にぶち当たるのでした。

気軽に行き来できないもどかしさ

仕事場を探しているときもそうでしたが、たかだか神奈川から千葉ですが、小さい子どもを二人連れての物件探し、というのはそれはそれは難儀なものです。

大人だけなら日帰りで何件かまとめて見にいく事も可能な距離ですが、そうもいきません。

その上、気になる物件があっても二人とも会社努めだった私達は週末にしか見に行けないのですからこれがまあ時間を要します。

なんやかんやとネットで物件を探しては問い合わせしたりの、もどかしい月日を送ることとなりました。。

思わぬ落とし穴 憎き「保障会社!!」

これは結構間抜けな話ですが、案外移住希望者にとって見落としがちなところかも知れません。

私達は毎日目を充血させながら物件を探しまくった結果、ようやく「コレは良い!!」と思える物件を見つけました。

さっそく問い合わせです。

不動産屋さん「どちらからお引っ越しですか?」

「神奈川です。」

不動産屋さん「保障会社の審査がありますので、就労証明などは出せますか?」

「いえ、仕事は引っ越し後、開業するつもりです。」

不動産屋さん「・・・では奥様のお仕事は?」

「妻は引っ越ししてから就活をするつもりです。」

不動産屋さん「・・・ン~、それだと保障会社が通らないと思います。」

「・・・なんですと?。」

私達はあわてて今までネットで見ていた物件の情報を確認します。

するとなんと言うことでしょう。

どれもこれも、どの物件も条件に「保障会社あり」と記載されているではありませんか!!

私、個人的には今まで五回ほど賃貸住宅の契約をしていますが、保障会社が必要だったのは2回だけだったのでこれには驚きました。

その後「保証人もつけるのに保障会社も必要なんですか?」と尋ねても、「実際、保証人がいても家賃を巡るトラブルは結構あるので・・」といった回答。

と言うわけで、住居を探す場面で、なんともやりきれない事実に気づきます。

意外なところに救いの神

もはや、住居を決めるより先に就職先を決めなければいけない、ということか?!とよく考えれば当たり前かも知れないけど、なんか腑に落ちない話だなあとも思う。

そんなもやもやした中で、仕方ない、私は自営業を始めるので妻に先に就職活動をば、してもらい、それから落ち着いて家探しをしよう! でももうその時点で職場にも退職希望日は伝えてあったり、早くしないと新しい幼稚園の入園手続きもあるし・・・ なんて考えながらも物件探しは続けていました。

そこで、私に1つのアイデアが浮かびます。

「賃貸が駄目ならなけなしの持ち金で格安物件を探して買ったらいいんじゃないか!?」

さっそく「千葉 格安物件」で検索です。

実際に検索してみると分かりますが千葉にはホントにあります。 格安物件が。

そして、気が付けば不動産屋さんに連絡し、内覧当日です。

そこでお会いできたのが私達の救いの神でした。

物件を見ながらいろいろとお話をして、自分たちの事情を話していると、

神はこう言うのです。「うちで売りに出している他の物件なら賃貸にもできますよ」

さらには「うちの所有している物件なので保障会社は要りません。」

一ヶ月後

他に選択肢が無い私達は無事?に神奈川から千葉の田舎の方に引っ越すことができました。

人の縁って分からないものですね。

ちなみに新しいその物件はリフォームしたての、広々した一軒家で、実際に住んでみても申し分なく快適な家でした。

○○不動産(かみ)様 本当に有り難うございます!!

最後に 今後の壁

今回は私が実際に体験した神奈川から千葉への移住について書いてみましたがいかがだったでしょうか?

田舎に移住する人って実際どんな順序で進めているんでしょうかね? やはり仕事が最優先なんでしょうか?

今回私は、仕事が決まっていない状態では賃貸住宅の契約が難しい、と言うことを学びましたがこれは案外地域によってはそうでも無いかも知れませんね。

最後に私にはできませんでしたが、仕事が決まっていなくても移住できる方法の1つとして、地域おこし協力隊という団体をご紹介!!

公式サイトで分かりますが、全国の自治体が移住者を歓迎募集しています。

内容によっては住居が無償で、地域興しの活動をすることで報酬をもらえたりします

「どっぷり田舎に移住して地元民とふれあいたいぜ!!」って方には申し分ない話だと思われます。

最後まで読んで頂き有り難うございました。







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