暦(こよみ)の意味がわからない?節分は「季節を分けた」最後の日。他にも暦の意味、いろいろ。

七十二候(しちじゅうにこう)

こちらも二十四節気と同様に太陰暦(月の運行よる暦法)では把握できない季節の移り変わりを掴むために広まりました。

もともとは中国の動植物の変化、自然現象の移り変わりを表したものですが、日本に伝わってからは日本の風土、気象に合わせたものとなっています。

区切り方は二十四節気の各一気をさらに3等分し、一候を5日か6日に分けています。

特に農作業には季節を把握することが重要ですから、細かく分けることで、二十四節気より具体的で便利な方式となっています。

詳しくは七十二候の一覧をご覧ください


六曜(ろくよう)<六輝(ろっき)>の意味

カレンダーで良く目にするのが、「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」

の文字。

これもやはり中国から伝わったものらしいです。

1日を12刻に分けた時刻の占いだったものが室町時代に日本に伝わり、現在、日本では日の吉凶を示すものとして残っているようです。

こう聞くと正直、私としては「何だ、ただの占いじゃないか」と、あまり大安だの仏滅だの気にする必要はないように思うのですが皆さんはいかがでしょうか。

一応それぞれの内容を示します。

先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)

何事にも早く決断・実行すると良いとされる日。午前は吉、午後は凶

友引(ともびき・ゆういん)

引き分けで勝負なしとされる日、祝い事に吉、朝夕は吉、昼は凶

先負(せんぷ・せんぶ・せんまけ・さきまけ)

早い決断・実行を避け、静かに待つのが良いとされる日。午前は凶、午後は吉

仏滅(ぶつめつ)

一切が成就しないとされる日。特に新しいことを始めるには凶

大安(たいあん・だいあん)

何事にも成功する吉日。旅行、移転、婚姻、開店など全てに良い

赤口(しゃっこう・しゃっく・じゃっく)

何事にも油断できない日。祝い事は吉とされる昼前後に


十干十二支(じっかんじゅうにし)の意味

十干(じっかん)はもともと日の順序をを示すための符号だったと考えられています。

十干

  1. 甲(こう・きのえ)
  2. 乙(おつ・きのと)
  3. 丙(へい・ひのえ)
  4. 丁(てい・ひのと)
  5. 戊(ぼ・つちのえ)
  6. 己(き・つちのと)
  7. 庚(こう・かのえ)
  8. 辛(しん・かのと)
  9. 壬(じん・みずのえ)
  10. 癸(き・みずのと)

1ヶ月を上旬、中旬、下旬と3つに分けたときの1旬の10日間を数えるときに用いられていたわけです。

十二支

十干は10で分割される数字で用いるのに対し、十二支(じゅうにし)は12ヶ月や、時間、方位等12で分割される数字に用いるのに便利でした。

  1. 子(し・ね)
  2. 丑(ちゅう・うし)
  3. 寅(いん・とら)
  4. 卯(ぼう・う)
  5. 辰(しん・たつ)
  6. 巳(し・み)
  7. 午(ご・うま)
  8. 未(び・ひつじ)
  9. 申(しん・さる)
  10. 酉(ゆう・とり)
  11. 戌(じゅつ・いぬ)
  12. 亥(がい・い)

また、60年で一巡する年、60日で一巡する日にも使われていたため、60歳で丁度生まれた年と同じ干支(えと)に還ることを還暦(かんれき)と呼ぶようになりました。

和風月名は旧暦における日本の月名

現在では新暦のカレンダーなどで例えば1月は睦月(むつき)等と書かれていますが、本来は旧暦時代に使われていた日本独自の呼び名が和風月名です。

1月睦月(むつき)
2月如月(きさらぎ)
3月弥生(やよい)
4月卯月(うづき)
5月皐月(さつき)
6月水無月(みなづき)
7月文月(ふみづき・ふづき)
8月葉月(はづき)
9月長月(ながつき)
10月神無月(かんなづき)
11月霜月(しもつき)
12月師走(しわす)

最後に

いかがだったでしょうか。今まで知っているようで知らなかったことが結構ありました。

今では世界共通となり、単純で分かりやすくなった新暦ですが、その以前、旧暦時代には、自然や農ととても深く関わりある生活をしていた日本人にとって、とても実用的な暦の工夫がたくさん見られ、興味深いですね。

最後に、社会生活上の節目として全国的に行われている主要年中行事を挙げておこうと思います。

五節句:

  • 七草:七草の節句、1月7日
  • ひな祭り:桃の節句、3月3日
  • 端午(たんご):菖蒲の節句、5月5日
  • 七夕:たなばた、7月7日
  • 重陽(ちょうよう):菊の節句9月9日

初午(はつうま):

2月の最初の午の日。

中元(ちゅうげん):

もともとは旧暦の7月15日。現在では新暦の7月15日または8月15日に行われます。

盂蘭盆(うらぼん):

元々は旧暦7月15日を中心に13日から16日の4日間に行われる仏事のひとつです。一般には「お盆」と呼ばれていますね。

日付は地域のより新暦の7月15日だったり、一月遅れの8月15日に行われています。

仏事としては春分、秋分の「彼岸会(ひがんえ)」のように「会」をつけて「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼びます。

大祓(おおはらえ):

日本の神道儀式のひとつで毎年6月と12月の晦日である6月30日と12月31日(大晦日)に行われる。

宮中行事でもありますが民間では、毎年の犯した罪や穢れを除き去るための除災行事として定着しています。


掘り下げていくとまだまだ興味深いところが多々あるようですが、ひとまず今回はこれだけ確認できましたので、自分なりに勉強になりました。







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