リアシートをリクライニング可能にする方法!! サンバーの場合。

二人目の子どもが生まれたとき、我が家ではそれまで乗っていたホンダのN-oneにさよならし、あろうことか商用車の王様

スバル、サンバーディアス6代目(最終モデル)に乗り換えました。

今回は我が家の愛車サンバーディアスがちょっとしたことでさらに快適になったお話。
興味ない方にはどうでもいい話でしょうが、意外と仕事で使ってる方も多いサンバーシリーズですから、人によっては役立つ情報かも知れませんのでよろしくご一読あれ!!








そもそもなぜサンバーディアスなのか!?

一般社団法人 「全国軽自動車協会連合会」の統計によると2018年10月の売上ナンバーワンはホンダのN-BOXだそうです。
10月だけで20513台ということですが、これは2位のダイハツムーブ11820台を倍近く引き離すぶっちぎりの人気ぶりです。
そんな中、子ども二人、四人家族の私が選んだのはこのサンバーディアスバン6代目!!

出典元:https://autoc-one.jp/

なぜか?

答えは単純明快、N-BOXなんかより圧倒的に広いから!!

なんか、っていっちゃ誤解されそうですが、走行性や安全性、燃費などに欠けては断然ホンダのN-BOXなんでしょうけど、今回、我が家の選択基準は

  • 軽自動車
  • 圧倒的に広い室内空間

この2つでした。

軽バンのライバルにはスズキのエブリイやダイハツ、ハイゼット、ホンダ、バモス等が挙げられますがおそらくこの中でも後部座席と荷室の広さは群を抜いて勝っていると思います。
その理由はエンジンが荷室の下に配置されていることで車体長は同じくらいでも運転席位置はかなり前につめられています。 その分後ろの荷室が長くとれるんですね。

軽でありながらもその広々した室内空間はもはや5ナンバー、3ナンバーのミニバン等にひけをとらないものがあります。(といったら大袈裟か)

まあミニバンが広々してるのは車体自体が大きいのですから当たり前なわけで、あえてコンパクトな軽でいてゆとりの空間、というのが乙ってものです。

大きい車はやはり日本の道路事情には合わない場面が多々あるものですし、その維持費もまた、軽自動車と比べると高過ぎると思うんですよ。(ウチにとってはね。。)
つまりそういうわけでめでたく程度良し、走行少なめ、の中古車を選んだつもりだったのですが・・・

サンバーディアスのリアシートがあんまりだ、と言う事実

半ば勢いに任せて選んだサンバーディアス。

いざ乗り始めて見るといろいろと不満な点がでてきました。

何事も「表があれば裏があり」、「得るは失う」とも言う様に軽自動車でありながら、圧倒的な広さを持つサンバーディアスにもやはりその反面、弱点もまた出てくるわ出てくるわ。

  • 後方の熱のこもりやすさ
  • エアコンの効き(特に冷房)の悪さ
  • ドライビングポディションの疲れやすさ
  • 想像以上に横風にあおられる恐怖
  • 坂道の急激な減速

などなどがありますが、まあそれなりに薄々気づいていた許容範囲ではあります。

でもひときわストレスなのが、後部座席のリクライニング!!

ただでさえ、やたらとフラットで固く、浅い座面に付け加え、リクライニングがほとんどできず、直角姿勢に近い状態で座らなくてはなりません。

調べてみるとこの問題はサンバーディアスワゴンであれば無用なようで、後部座席も段階毎に倒していけます。

でもサンバーディアスバンではこうなります↓

この角度か

この角度!!

要するに立てとくか、畳むかだけです。

所詮軽バンは仕事で使う車、って位置づけだから、はじめから乗用タイプのディアスワゴンを選んでおけば良かったのでは?と言われればその通りなのですが、実はそもそもサンバーディアスにワゴンという存在があることに気づいたのは購入した後、という大失態。。(だって外観はほぼ一緒だし) 痛恨の極みでした(>_<)。

それにしてもスバルは商用と乗用の違いを出したかったのでしょうがなかなかセコいと思います。
せっかく広々としたリア空間が確保できていて、ベンチシートでは無くちゃんとセパレートにまでなっているのに、何なんでしょう。やっぱバンは後ろには荷物しか載せるな!!ってことでしょうか??後部座席にアームレストなんかいらないからリクライニングは調整可能にして欲しかったっ!!
これは座った人にしか分からないかも知れませんが、見た目以上に不快指数の高いシートです。(とっくに過去の車に今さら文句つけいていても仕方ないのは分かっていますが。。)

スバルディーラーで部品取り寄せ

こんな時は、ネット検索です。

そうです。いっそリアシートをそっくりディアスワゴンのものと交換したらどうかと考えたわけです。

そして・・・。

結論をいうと、「ヒンジ交換」です。

つまりシートをそのまま替えなくてもヒンジだけ替える事で解決できる、と言うことが分かりました。
車いじりなどの情報が満載の「みんカラ」というサイトのおかげです。

そうと分かればスバルディーラーへGO。

販売員に調べておいた品番を伝えると、ちょっといぶかしげな表情をされつつも、部品を取り寄せをしてもらえました。
数日後、無事に手元に届いたのがこのパーツ↓

sambar hinji

型番は

  • 64371TC030
  • 64371TC020

左右で追番が違うだけです。

2018年10月時点で左右、税込み価格で13090円でした。

※「みんカラ」で過去に同様に取り寄せした方の情報だと2009年時点では税込み9352円だったようですので大分値上がっています。

純正部品なのでネットで購入することはできませんが、ヤフオクで極たまに出品される場合もあるようです。

私が確認したときには14000円程度で出品されている方がいましたので購入を考える方はそちらもチェックしてみると良いと思います。

リクライニングシートヒンジ付け替え手順

付け替え方は実に簡単です。

  1. ドライバーでカバーをはずし
  2. ソケットレンチでヒンジを差し替え
  3. 再びカバーを付ける

これだけです。

hinji

差し替えるときはこのように畳んで行います。

最後に

結果はこのとおり細かく途中で調節できるようになりました。

それにしてもこのサンバーディアスって車。

思っていた以上にクセになる車です。

正直乗り心地などは最悪ですが、なぜか乗っていて面白さを感じるんですね。

なんかこう、自分で少しづつ快適にしていく喜び、みたいな。

又何か手を加えたら、記録したいと思います。(というか、こんな少数派ページ、開かれることがあるのだろうか・・・)

それでは、最後まで読んで頂き有り難うございました。








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