いよいよ小寒。「寒の入り」寒さ対策はこれ!

年も明けてもう仕事も始まっている方も多いかと思います。
先日、暦についていろいろと調べてみたので、少し分かってきましたが本日1月5日からは暦上でも寒さが一段と強くなる季節です。

暦(こよみ)の意味がわからない?節分は「季節を分けた」最後の日。他にも暦の意味、いろいろ。

新暦1月20日にはさらに「大寒」となり節分の頃までが1年で寒さのピークを迎えます。

この冬、私の住む地域では快晴の日が続き、日中は暖かい日が多かった様に思いますが、ここに来て、やはり冷え込みも強まってくるのが肌で感じます。

地球の温暖化や異常気象の問題は重大はありますが、おおかた季節と暦は合致するものです。

今回は季節に合わせて春の七草についてまとめました。

春の七草はいつ?

この1年で最も寒い時期を乗り越えるといよいよ春。本格的に暖かくなるのはもう少し先ですが、自然界では早いうちから少しづつ変化が見られるものです。

そんな中でも春の植物を代表するのが「春の七草粥」に使われる植物です。

昔から1年の無病息災を願い、おかゆに入れて食べる風習が全国的にありますが、それが1月7日と言うことになっています。

これらの野草には体を温めてくれる作用もありますから、お粥に非常に相性が良いですね。

でもさすがにまだこれらの植物にとっても時期が早いはずです。ではなぜ1月7日なのか。

それはもう分かりますね。日本ではかつて季節を把握するのに便利な二十四節気及び七十二候を取り入れた旧暦をつかっていました。

ですから本来は旧暦の1月7日に七草粥を頂いていたのです。

それは新暦でいうと2月22日に当たります。食べるにはこの頃が旬といえるのです。

どうせならこの時期の方が良いはずですが、今ではお正月明けの1月7日にお粥を食べることで、おせちや豪華な食事で疲れた胃腸を休める意味合いも加わっているようですね。

春の七草の覚え方

ところで時々、日常会話の中で「あれ春の七草って何だっけ?」てことありませんか。

覚えるコツは短歌のように五七五七七のリズムで次の順番通り暗記すると良いです。

春の七草
  1. セリ
  2. ナズナ
  3. ゴギョウ(オギョウ)
  4. ハコベラ
  5. ホトケノザ
  6. スズナ
  7. スズシロ
  8. これぞ(春の)七草

「♫せりなずな~、ごぎょうはこべらほとけのざ~、すずなすずしろこれぞななくさ~♫」といった感じです。

ここで紛らわしいのは、これらの呼び名は覚えやすいですが、正式名ではありません。

ゴギョウ(オギョウ)は「ハハコグサ

ハコベラは「ハコベ

ホトケノザは「コオニタビラコ

スズナは「カブ

スズシロは「ダイコン

の事なのです。

なるほどこれで少しはしっくり来ますね。

因みに「ホトケノザ」という名のシソ科の植物が他にありますので混同しないように注意してください。

【寒さ対策】大根の葉を利用した半身浴がおすすめ

人間の体温は1度下がると免疫力が30%も下がるそうですからこの時期は体を冷やさないよう心がけましょう。

時間があれば半身浴(腰湯)や、足湯などをおすすめします。

その際、次のものをお湯に入れると非常に効果が高いです。

大根の葉を干したもの、3株くらい(適当で良い)を布袋などに入れて使います。(腰湯できる程度のタライに対して)

便通や利尿効果もあるそうですが、これは全身浴では効果がでないようです。

人体は部分浴で足と腰を温めると毛細血管が集まっている足先、内臓の神経が集まっている腰にとって大きく血管の働きを促します。

結果、内臓全体の働きが良くなるのだそうです。

冷え性・便秘・下痢・肝臓・腎臓・婦人病・不感症・アトピー性皮膚炎・痔などに大変効果があるのでおすすめです。

タライでなければ湯船に椅子を入れて腰から下だけ浸かります。上半身はシャツやバスタオルをかけて入ると良いでしょう。

大根の葉は市販の入浴剤より効果は高いと思います。

代わりにビワの葉、よもぎ、すぎな、柿の葉でも良いそうです。


大寒は本当に寒い? 気象データを見ると・・・

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