少食で便秘も改善!?少食のメリットが凄い!!

こんにちはsoraoです。

楽しく食べたり飲んだりするのはストレス解消になり、あながち悪い事ばかりでは無いと思うのですが、気をつけなければならないのが、食べ過ぎです。私もついついこの時期には特に、食べ過ぎてしまいます。

今回はこの食べ過ぎが引き起こすちょっと耳が痛いけど、ためになる話です。

※この記事は2018年8月に更新しています。

「量は質を殺す」

私たちは食べ物を消化するとき、多くの酵素を必要とします。

酵素と一言にいっても種類は膨大にあり、それぞれの成分に合わせてその都度さまざまな種類の酵素が分泌されます。

例えば脂肪を多く取れば、膵臓や肝臓は脂肪分解酵素を出し、解毒するためにエネルギーを大量に使い、疲弊していきます。

食べ過ぎると胃腸が疲れ、疲労感がなかなか抜けず体がだるくなる事は誰もが経験があると思いますが、この状態が長く続くとガン細胞などに対する免疫力も弱まってしまいます。

病気の原因はさまざまですが、多くの場合、食生活の影響が大きいことは明らかです。

単に栄養価の高いものだけ選んで食べれば良いなら話は簡単ですが、私たちの体はそう単純でもなく、それぞれの胃腸のコンディション次第では、栄養過多により結局病気がちになることも考えられます。

そのような状況下で普段から無理なくできること。それが「少食」です。

理想は腹「7分」、せいぜい「8分」が良さそうです。

この狙いはとにかく胃腸を休ませる時間を長く取ることにあります。

できれば1日の中で15時間くらいあけると良いそうです。
日中に15時間、食事を我慢するのは難しいですから、夜間の睡眠時間を利用すると良いですね。

例えば夕方七時頃までに食事を済ませれば、翌朝の朝食を抜くだけで正午には15時間ですから、これならそれほど無理なくできるかな、と思い私もさっそくやってみました。

正直、お腹空きます・・・。

でも確かに体は軽く、集中力が上がる気はしています。

因みに8時間以上食間を摂る人は便秘になりにくいといった実験結果があります。

便秘がちの人はせめて、8時間は1日の中で空腹時間をとってみてください。

で、世間では朝食は取る方が良いという意見が多いと思いますが、それは成長期にある十代の子ども達中心に若い内の話。

私の様な中高年以上の人にとっては余程の重労働をこなしているような場合でなければ、1日3食は食べ過ぎというのが医学的にも分かってきているようです。

ネズミの実験で、「毎日エサを好きなだけ食べさせ、太ったネズミ」と「2日おきに断食させた痩せたネズミ」とを比べると太ったネズミは5.3倍ガンになりやすく,痩せたネズミは2倍長生きする

という研究結果があります。これは太ったネズミの免疫力の低下が原因と考えられます。

また、太ったネズミに一定量の放射線をかけるとすぐに発ガンしてしまうが、やせたネズミにその10倍ほどの放射線をかけてもなかなか発ガンしないという結果もでているのです。

ネズミだけでなく魚のグッピーの実験ではカロリーを60%に抑えたグッピーは通常食の1.4倍の平均寿命となったそうです。

さらに猿の実験においても、カロリー制限をした猿は歳をとっても明らかに、よく食べさせた猿よりも毛並みがよく、若々しく健康そのものの肉体を維持する結果もあります。

そもそも人類の歴史は饑餓との戦いだったのです。そのため私達の身体は栄養不足には強いけれど、栄養過多にはうまく対応できない、といったところがあるようです。

現代病の中でも高血圧、高血糖、脂肪肝や過食症から引き起こっている可能性もあるガン。これを予防するためにも食べ過ぎは要注意なのです。

世間には、いろ~んなダイエット法が次から次と出てきますが、はっきり言って効果は似たりよったりだと思いませんか?

体の健康を考えるなら、食事の内容もさることながら、食事の「量」を意識してみるのもありかな、と思います。

と言うことで今回は、自分の食べ過ぎの反省も含めて「小食(少食)のメリット」をご紹介してみました。

最後にこんなことわざで締めくくりたいと思います。

「腹八分に病なし、腹十二分に医者足らず」

以上です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする