トラッキング現象とその対策

忘れた頃にやってくる、トラッキング火災

聞いたことがある方も多いと思いますが、電化製品では当然のごとくに使用するコンセントとそこに差し込む電源プラグ。

その隙間や、プラグの周辺にわたぼこりや湿気などが付着すると、そこで新たに電流が流れる経路(トラック)ができ、火花が散ることで発火してしまう現象をトラッキング現象といいます。

「ああ、それなら知ってる知ってる」という方も多いと思いますが、これは、油断すると大きな火災につながりますから、この大掃除をすることの多い時期に、是非とも対策しておくべきかと思います。

例えば、東京消防庁管内、平成26年の資料を見ると、4,804件の火災の内、1020件が電気設備が原因の火災ですから、このトラッキング現象もそのうちに入ります。

特に冬場の乾燥時期が多発するようなので、もはや対策は必須ですね。大掃除は後回しにするにしてもコンセント周りだけは早めにチェックした方が良さそうです。

トラッキング現象。対策は?

端的に究極の対策方法は、

1.電気製品を使わない

これは、もはや、絶対とは言いませんが、ほぼ誰もが無理ですよね。。

2.電源プラグはその都度、抜き差しする

実質これが、最有力の対策でしょう。ただ、何より、面倒なので、全ての家電製品を、となると厳しいです。

3.こまめに点検、清掃する

できる限り使う時だけ差し込む様にした上で、例えば冷蔵庫など、24時間つけっぱなしにしなければならない家電だけは、こまめにチェック、及び掃除。

というのが、理想的ですね。

4.市販のトラッキング防止グッズを使う

ここで一気に現実的になりました。年末のこの時期、いろいろとホームセンターなんかに買い物に行くこともありますし、ついでに購入しておくとよいかと思います。

ただ、ここで注意したいのは、延長コードなどを買う場合、その製品の性能です。
安価なものですと、100円均一ショップにも売っているようですが、延長コード、電源コードのトラッキング対策商品とは、「耐トラッキング性試験」と「グローワイヤ燃焼性試験」に合格したものをいいます。せっかく対策するのですから、安物に走らない方が良さそうです。

それから、これらのグッズをつけたからと言って、定期的な点検を怠っていいわけではありません。物には、必ず寿命があるものです。

トラッキング防止グッズ↓

耐トラッキング性試験」と「グローワイヤ燃焼性試験」に合格している商品はたくさんありますが、このような商品です↓

5.年末の大掃除のときだけ掃除。

私の様な横着者は結局、こうなってしまうのですが、これでは全く不十分なようです。

私の様な方は今まで、無事に済んでいたのは、運が良かっただけと思って、これからは気をつけましょう。

最後に

特に注意するべき所として、冷蔵庫、エアコン、洗面台、換気扇、洗濯機、テレビのプラグを点検しましょう。

水槽のある方は、ボンベや照明の電源周辺も要点検です。

それからタコ足配線は、どうしてもやらざるを得ない場所もあるかも知れませんが、やはり、背に腹は替えられません。

極力、面倒でも避けましょう。

テーブルタップなども、許容電力を守り正しく使うべきでしょう。

以上トラッキング現象について再確認してみました。

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